3月23日開店したブルーボトルコーヒー京都カフェに行ってきました。

3月23日ブルーボトルコーヒー京都カフェ開店

 3月23日、京都南禅寺の参道に、ブルーボトルコーヒーの関西第1号店がオープンしました。サードウェーブコーヒーの流れをつくったと言われ、京都カフェの開店も注目を集めていました。平日でしたが、久々の好天。全国有数の観光地近くの開店でもあり、多くの客が押し寄せていました。半数は20歳代の人と思われますが、中年以上の人や外国人観光客も多く見かけました。
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店内ではマグカップ等で注文できる

 店内ではマグカップや透明な硬化プラスチック製カップ(写真)など、リユース可能なカップでの注文もできますが、圧倒的に多くの客は、紙コップまたはプラ製使い捨てカップで注文していました。またマイタンブラーを持ち込めば、それに注文したコーヒー等を入れてもらうことも可能です。ただし値引きはありません。
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テイクアウト用プラカップが人気、店内でも多数の客が利用

 紙コップは店内用、プラ製カップはテイクアウト用ですが、ブルーボトルのマークが入ったテイクアウト用カップで注文し、店内で飲んでいる人も多くいました。
 店内に20分ほど居て、100人ほどの客を見ていましたが、店内でリユース可能な器でコーヒー等を飲んでいる人は、私の他1名のみ。その人は店舗関係者だったようで一般客では皆無。
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周辺へのポイ捨ては見られなかった

 店の周辺も見てまわりました。さすがにポイ捨てされたカップはなく、マーク入りボトルを持ち帰る人が多いのか、周辺のごみ箱も見てまわりましたが、ブルーボトルのカップは捨てられていませんでした。

サードウェーブの理念をごみにも向けて

サードウェーブは、スターバックスやドトール、タリーズなど、大手コーヒーチェーンへのアンチテーゼとして生まれたもので、今世紀のはじめアメリカ西海岸で生まれ、豆の質、作り手の利益も含めた持続可能な生産、流通、焙煎、挽き方、すべてにこだわる姿勢が共感を生み、世界へと広がりました。
ただ、それほどのコーヒーへのこだわりがありながら、なぜ器は使い捨ての紙コップ、プラ製カップを使うのだろうと思います。使い捨てをおしゃれなものとして社会に広めていくことには、脱使い捨てプラスチックに向かう世界の流れから全く遅れてしまっています。もちろん、地域の環境啓発、ごみ減量活動を推進してきた者としても抵抗を感じます。
実際、来店者のほとんどは「新しいスタバ」と思っていることでしょう。
2018.3.23ブルーボトル店内

カウンターやメニューの表示を工夫して

 ちなみに、店内で飲む場合、マグカップで注文できること、タンブラーを持参すればそこに入れてもらえることなど、注文カウンターやメニューなどを見て、見つけることができませんでした。まずはここから変わってもらおうか。

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