「リーフ茶サイト」の開設 前回の投稿の翌日、職場で長机に乗って作業中、転落事故を起こし、頭を強打しました。以降眼の腫れが引かず、少々視力に障害が残っています。そのためもあり、なかなか投稿ができませんでした。それでも仕事は … 続きを読む
「環境教育」カテゴリーアーカイブ
第9話 京都で「リーフ茶の普及で、ペットボトルを減らそうキャンペーン」を進めます。
「ペットボトルを減らそう」なんて、とても珍しい活動
私が勤めている京都市ごみ減量推進会議では、今年度「リーフ茶の普及で、ペットボトルを減らそうキャンペーン」を進めます。リーフ茶というのは茶葉から淹れたお茶のこと。行政が関わる団体で、明確に「ペットボトルを減らそう」を掲げ、実際の活動を展開するのは、全国でも非常に珍しいと思います。
まだ準備段階で、実際の事業は別途お伝えしますが、なぜこのようなことをしようとしているのか、まずは背景情報をお伝えします。
(この投稿の後,「リーフ茶の普及で、ペットボトルを減らそうキャンペーン」サイトを公開しました。どうぞご覧ください。) 続きを読む
第8話 3RからRを増やすのがいいの?「R拡大派」と「2R派」、おさえておきたいそれぞれのねらい
Rの拡大と絞り込み それぞれの違いは何? ごみ減量活動に限らず、環境教育の場で「3R」という言葉がよく登場します。言うまでもなく、「Reduce=リデュース」「Reuse=リユース」「Recycle=リサイクル」の3のR … 続きを読む
第7話「コンビニは現在何店あるの? 24時間営業は儲かるの?」
わが家の近くにコンビニが開店した 日本中、どんな田舎に行っても、必ずあるコンビニエンスストア(以下、コンビニ)。「必ず」と言いきりましたが、実は私の家の周囲500m以内にコンビニはありませんでした。コンビニより阪急の駅の … 続きを読む
第6回「レジ袋の消費量305億枚」を検証したら、たいへんなことがわかった。
当たり前に使われている「レジ袋の消費量305億枚」 「レジ袋の消費量305億枚」でネット検索すると、多くの記事が出てきます。そのなかに「現在国内では年間305億枚のレジ袋が使われています。」と書いた記事をよく見かけます。 … 続きを読む
第5回「かつての例え、今はどうなの? 自販機の消費電力は原発の発電量に相当」
環境情報も、データ更新が大事 全国地球温暖化防止活動推進センターが、ネット上に公開している「すぐ使える図表」※1をご存知でしょうか。その名の通り、誰もが使える図表が掲載されています。内容も充実しているうえ、毎年新しいデー … 続きを読む
第4回「環境保全」を口実にした情報の真偽 北極海航路が温暖化防止に?
2016年の北極海の海氷は5番目に小さくなりそう 毎年、9月中旬から下旬にかけて、北極海の氷(海氷)が最も小さくなります。2016年の北極海の海氷面積は、観測史上5番目に小さくなるとの予想があります※1。 「5番目に小さ … 続きを読む
第3話「気付き」だけの環境教育リーダーの行く末
「気付き」に期待しすぎた環境教育への警鐘 第1話と第2話で,知識だけ高まって,意識や行動に反映しない環境教育の問題について書きました。環境教育の成果について「実際に環境保全に行動したか否かで評価される」という言葉がある※ … 続きを読む
第2話「気付き」のない環境教育の限界
3Rの意味も優先順位も知っているのに、答えは真逆? 第1話で、3Rという言葉の意味や優先順位について理解している人が増えているのに、ごみ問題への関心や実践行動が後退していることを示すアンケート結果を紹介しました。しかもそ … 続きを読む
再開の第1回は、「環境教育は成果をあげたの?」
なんと、ここまで書いたブログ記事が消えた このブログの筆者・堀は、「自己紹介」に書いたように、様々な立場を経験してきました。現場の活動から、セクターを越えた協働、行政職員として地域の環境教育の仕組みづくりなどを手がけ、 … 続きを読む