まちの暮らしを「家計消費」から見る1「京都の飲料消費」

グラフは語るシリーズ再開
まちの暮らしを「家計消費」から見る1
「京都の飲料消費」

 総務省統計局は、全国の県庁所在地とそれ以外の政令指定都市5市を加えた(川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市)を加えた52市の1人あたり家計支出の順位を公表しています(https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html)。2019年度から2021年度の3か年平均の家計支出、二人世帯以上が対象です。
 このデータをもとに、京都市の順位を調べ、全国的にみた消費の順位(あくまで相対的なものです)をグラフ化しました。すごく地味なテーマですが、京都市民の暮らしぶりが見えてきます。こういったグラフは、ほんのちょっとエクセルの知識があれば、上記52都市のいずれでも作ることができます。

飲料、穀類、調理食品、野菜、酒類、菓子、外食、食料以外の8項目のグラフを作成しました。その幾つかを順次公開していきます。最初は「飲料」。

飲料

ここには外食(喫茶店など)は含みません。京都市民の飲料の支出額は52都市中46位。あまり飲み物を買っていないことがわかります。おもしろいのは緑茶(おもに茶葉)の消費を見ると、金額29位で数量14位。数量の方がずっと順位が高い、ということは、「結構安い茶葉を買っているんだ」ということのようです。

「茶飲料」のように「〇〇飲料」と表記されているのは、液体で販売されているものです。当然容器が必要です。「茶飲料(ほとんどがペットボトル入り)」の購入で京都市は52都市中最下位の52位。ミネラルウォーター(これもほとんどがペットボトル入り)も31位と中の下クラス。炭酸飲料も50位ですので、容器入り飲料の購入(消費)は他市と比べて少ないことがわかります。

他にもおもしろい特徴があります。コーヒーの消費は、数量・金額ともに全国1位です。「穀類」の回でも紹介しますが、パンの消費も多く、多くの京都市民は伝統的な暮らしなどしていません。この場合の「コーヒー」はレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーなどです。一方、コーヒー飲料(缶コーヒーなど)は35位と低く、缶コーヒーは好まず、自分でコーヒーを淹れている人が多いなどの特徴が見えます。

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