データ更新したグラフを順次掲載していきます!
・このブログで、これまで、おもにプラスチック問題に関するグラフを作成し掲載してきました。入手可能な最新のデータに更新して作り直しましたので、順次掲載していきます(できれば毎週更新していきます)。
・なお、筆者堀の職場が2023年4月から変わっています。「こちら」をご覧ください。
プラごみの内訳グラフ(元の用途)
・日本国内からのプラスチックごみの発生量は、年々減少し、2020年度は約822万トンでした。
・少なくなったとはいえ、まだまだものすごい量のプラごみが排出されています。その内訳(ごみになる前、何に使われていたプラスチックか)をグラフにしました。
・もっとも多いのが、半分近くを占めている「容器包装・コンテナ類」です。次いで、家電製品などから出たプラごみ、建材・建設廃材などから出たプラごみと続きます。
持続可能な循環経済社会の構築によって、さらなる減量が求められます。
ペット樹脂の需要量をグラフに重ねてみると
・比較として、同じ年度に清涼飲料用に用いられたペット樹脂の量をグラフに重ねてみました。64万トンという量が多いかどうか、人によって見方が違うと思います。ですが、家電製品や建材などに使われるプラスチックが種々雑多で、様々な用途に使われていることを考えると、「清涼飲料の容器」という単一の用途に使われているペット樹脂がこれだけあるということは、決して少なくないと思います。
この後の予定
そあくまで「予定」ですが、順次以下のグラフと記事を掲載していきます(と宣言しないと、怠けてしまうので…)。その他、大学の講義用などに、プラごみ、ごみ問題以外のグラフも作っていますので、それらも掲載していきます。使いたいグラフがあれば、非営利活動であれば使っていただいて結構です。thori0420 at gmail.com まで、ご連絡ください(atを@に変えてください)。
プラスチックの生産量(1970-2021)
国内プラスチック廃棄量(1980-2021)
プラごみ輸出量と輸出先(2015-2022)
PETボトルの用途と消費の推移(1995-2021)
ペットボトルリサイクル率(1993-2021)
近年の清涼飲料の消費(1996-2021)
ミネラルウォーターの消費の伸び(1982-2022)
緑茶の消費とペットボトル緑茶(1990-2021)
以上